電子帳簿保存法を動画で勉強するならまずはこれを見ておこう!
電子帳簿保存法について調べようとしたものの、その文章量の多さに意欲が萎えてしまうことも。
要点を口頭で説明してほしいなら、セミナーに参加するという方法もありますが、セミナー参加のスケジュールが合わないという方には、youtubeで電子帳簿保存法の解説動画を視聴するというのも有効です。
既にyoutubeには電子帳簿保存法について解説した多くの動画がアップされています。
数多くの解説動画の中でも、まず最初に見ておくべき動画としておすすめしたいのが国税庁の公式youtubeチャンネルです。
国税庁の解説なので、内容の正確さという点ではこれ以上のものはありません。
この動画を見るときの注意点として、一つ付け加えるのであれば、電子帳簿保存法について全く知識のない方にとっては、誤解しやすい用語があることですね。
電子帳簿保存法という法律そのものの名前では「帳簿」という言葉を使ってますが、電子帳簿保存法に含まれるのは領収書や請求書などの書類も保存対象に含まれます。
電子帳簿保存法の法律区分として、仕訳帳や現金出納帳などの「帳簿類」の保存、領収書や請求書などの書類を保存する「スキャナ保存」と「電子取引」の3区分に分類され、それぞれの区分でデータでの保存に関する法律の要件が異なります。
動画では、それぞれの区分ごとに要件の説明をしていますが、「帳簿類」区分の説明が、電子帳簿保存法の全体についてを解説しているわけではなく、「帳簿類」に対してだけの要件なので、そこを誤解しないように注意しましょう。
下図のようなラベルが表示されているので、ラベルからどの区分の解説なのかを見分けることができます。